続々、Encore ZIF G4 も ClockUp
2002.06.20 初出

はじめに
 毎度おなじみの、改造は自己責任、自己責任でお願いします。

今回はEncore G4/500
 とりあえず基板の画像から。

EncoreG4/500 top 基板の表

EncoreG4/500 bottom 基板の裏

MPC7410/450MHz 7410に惨然と輝く『450』の文字。

 基板のRev.は(C)2001 G3G3T-REV-Dです。CPUが7400から7410になったために回路が追加されておりますが、さほどREV-Cとの違いは無いようです。PLL_CFGに関する改造もEncore G4/400のときと同様にイケそう。てなわけで、イってみましょ。

切る
 詳細はG4/400改造話しのPLL_CFG篇を御覧ください。今回はispLSI2032VE(「EG4A」のシールが貼付してあるチップ)の足を切ることにしました。

[0]

画像右から[1], [2], [3]

動作確認
 プルアップ/ダウンの抵抗群の初期値はG4/400のときと同じく『6倍』でした。FSBが100MHzのYosemiteに挿せば600MHz駆動となりますね。
 早速Yosemiteで試してみたところ、起動時のHappyMacが表示された瞬間にフリーズ。CPUに空冷ファンを着けて幾度か繰返してみましたが、まったく事態は変わりませんでした。CPUは450MHz品にもかかわらず600MHzでも頑張れそうな気がします。Encoreの特徴である自動的に有効になるL2 cacheが300MHzに耐えられないのやも。って、L2が有効になるタイミングがどこなのか知りませんけど。そこなんですかね?
 仕方が無いのでR18の抵抗をR19に移動して『5.5倍』の550MHzにしてみたところ起動しました。GaugeProの結果(7KB/PNG)。

おわりに
 改造と云うかクロックアップするなら他社製品が良いでしょう。他社なら改造しなくても試せますし。ま、私の場合、目的は『改造』なので....。



Top > メイン魔神紹介