2004.05.02(日)
▼はじめに
前回は上流に向かって走りました。アレから半年以上経ったこの日、今度は海を目指してみることに。まぁとりあえず、今回もテキトーにナニか書いてみるとしましょ。
▼1119時、木根川橋
木根川橋。手前は愛車のANCHOR号。
スタート地点としたのは木根川橋。ここから川を下ります。走る河川敷は川の下流に向かって右側。都心よりですね。まぁテキトーに、行けるところまで行ってみるとします。
と、以前書いたものをコピペしつつ、はじまりはじまり。
マピオン地図:東京都墨田区八広6丁目付近
▼1125時、かつしかハープ橋
かつしかハープ橋。手前に広がるはサッカー場。
川の向こう側には首都高が走ってまして、綾瀬川と中川の合流付近にかつしかハープ橋が見えます。
こちらの岸にはサッカー場が続いてますね。少年らが練習に励んでます。いやしかし、路上でも球を追いかける少年たちはまったく周囲に無頓着。そんなことぢゃ将来大物に成れないぞ。
キロポスト
前回は明確な目的地も無く走ったわけですが、今回は終着地が在るわけでして。それが走り始めてすぐに「河口から7k」なんて表示を見ちゃいますと、なんだか犯人を明かされてしまった推理小説のような感じです。まぁ気を取り直して、レッツらゴー<死語。
マピオン地図:東京都墨田区東墨田3丁目付近
▼1132時、旧中川水門
旧中川の水門
水面は泡立ってます。
中川もまた、荒川を掘ったが故に分断されてしまった川だったりします。地図を見れば分かるとおり、本来の中川はうねりまくりの細い川。昔は大雨が降るとエラい目に遭ったわけですねぃ。今では淡々と(?)社会の排水をしております。
マピオン地図:東京都江戸川区平井7丁目付近
▼1136時、平井大橋/JR総武線鉄橋群
平井大橋
肉の香りキターっ! 開放的な空間において、人類は肉を焼かずにいられない....のか?
さて、この平井大橋がある蔵前橋通りから南側は、私にとってほとんど未走領域だったり。ドキドキ。
JR総武線鉄橋
鉄橋が3本。総武線の緩行と快速と....あと何だろう?特急かしらん?
小松川運動公園
すげー!なんだこの芝生の広さは。総武線の南側に、こげな処があったとは。庭に欲しぃ....。
マピオン地図:東京都江戸川区平井5丁目付近
▼1143時、小松川橋/新小松川橋
小松川橋
新小松川橋
国道14号線の下り車線が小松川橋、上り車線が新小松川橋となるらしい。下から見上げただけぢゃ分かりませんな。
いやしかし、また河川敷が殺風景になってきましたよ。
マピオン地図:東京都江戸川区小松川4丁目付近
▼1144時、荒川大橋/カメラママさん
首都高速7号線 荒川大橋
ミョーな吊り橋だなーと思ったら、首都高でしたか。いや別に首都高だからミョーってことはないんですが。
柵が在って川に近寄れなくなってます。なんか悲しい。
チャリ一家
前方に自転車2台の親子連れが。右側のパパ号は前後に子供を乗せて3人乗り。左のママ号は独りで乗ってます。この一家、左右で向き合ったまま走ってますよ。なんぢゃらほい?と思ったら、ママさんの手にはビデヲカメラのようなモノが装着されているぢゃないですか。目的地までこのままずーっと撮りっぱなしなんでしょうか....? ちゃんと前を向いて走って欲しいものです。ちなみに私は前を向きながら撮ってます。(ぉ
自然再生事業の看板
この辺の川っぷちが立入禁止になっているのは、「自然再生事業」とやらをヤっているためらしいです。コンクリ剥き出しの護岸ではなく、覆土して『見た目自然』の状態を造り出すようで。人工河川で自然再生ってのはよく分かりませんが、まぁヤらないよりかマシですかね。
マピオン地図:東京都江戸川区小松川3丁目付近
▼1147時、新船堀橋/都営新宿線荒川橋梁
新船堀橋
地図で見ると「船堀橋」とか「新船堀橋」とか、新の字が在ったり無かったりしてどっちが正しいのかよくわかりません。とりあえずつけときます。<そんなんでイイのか?
都営新宿線荒川橋梁
殺風景すぎ。川っぷちへの立入禁止が解除されるのはいつになるんですかねぇ...。
マピオン地図:東京都江戸川区小松川1丁目付近
▼1151時、小松川閘門/謎の江戸野菜
建造中の小松川閘門
荒川側より旧中川方面を望む
説明書きに見入るチャリンカー
先に紹介した旧中川は上流側。今度は下流側での荒川との合流点です。この辺の地域はゼロメートル地帯と呼ばれる海抜の低いところでして。で、そのため、ポンプでもって積極的に河川の水位を下げているんだとか。旧中川の水位は荒川よりも低いんですね。単純に両河川を合流させるわけにいきません。船の往来も出来ないわけで。そこで登場するのが閘門(こうもん)です。パナマ運河のように複数の水門で水位の調節をするわけですな。
昔にも小松川閘門は在ったらしいです。それが水運の需要が減ったために廃止されたんだとか。がしかし、時代は変わるものです。阪神淡路の大地震の教訓で水路の活用が見直されたとのこと。んー、そーゆーコトのためにこの閘門が大活躍しないことを祈りマス....。
小松川閘門新設工事 http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/office/kengaku/tokyo/tokyo/41.html
荒川ロックゲート(閘門)http://www.cci-tokyo.gr.jp/gakusei/pnf-lockgate/
現在の水門
その傍らで昼飯の父子
上記リンク先の予想図を見ますと、閘門完成の暁には現在の水門は無くなっちゃうのかな。川の風景もどんどん変わりますなー。
マピオン地図:東京都江戸川区小松川1丁目付近
そして唐突に出現した畑
現地での掲示は画像中のものしかありませんので、この場所がどういったものなのかよくわかりませんでした。検索してみるとありましたね。ボランティアの方が手入れをされているそうです。植えてある江戸野菜はこの地域のものである小松菜や亀戸大根とのこと。
砂村エコ情報 http://www.city.koto.tokyo.jp/~kasen/midori/midori/rink-sunamura.html
マピオン地図:東京都江東区東砂3丁目付近
▼1159時、葛西橋/荒川・砂町水辺公園
葛西橋
予備知識無しで初めてのところを走ってますと、そのときにはそこが何なのかサッパリです。この葛西橋にはその名が大きく書かれておりまして「なるほど、これは葛西橋なのか」と判るわけです。これって結構重要な気がします。
荒川・砂町水辺公園
堤防を埋め尽くす座席群
この川辺は奇麗に整備された公園となってます。検索してみますと、先述の畑もこの公園の一部である模様。
道を挟んで花壇と対をなしているのは、延々と続く座席の列、列、列。なんぢゃらほい?と思いきや、この場所は江東花火大会の特等席になるんですな。画像には写ってませんけど昼飯の方も数名おりましたので、年に一度の催しのためだけに作ったわけではなさそうです。たぶん。
河口から1kの表示があります。あとちょっとだー。
荒川・砂町水辺公園「太陽の広場」 http://www.city.koto.tokyo.jp/~koho/guide2003/124.html#1048
マピオン地図:東京都江東区東砂8丁目付近
▼1201時、地下鉄東西線荒川橋梁/荒川横断橋/高規格堤防
手前の青い鉄橋は東西線荒川橋梁。奥の吊橋が荒川横断橋。
荒川は吊橋が多いような気が。川幅があるからかな?
河口から0k....?
道の右手は高規格堤防を建造中。
ついに「河口から0k」ですよ!....って、え? まだ道は先へ延びてますけど??
この辺の堤防を高規格化しているようです。高規格になると決壊は有りえないわけなんですが、低規格(?)な箇所はそれが起こりうるわけでしてね。ゆくゆくは全ての堤防が高規格になるんですかねぇ?
資料編 高規格堤防(スーパー堤防)の概要 http://www.ara.or.jp/arage/ensen/siryo.htm
マピオン地図:東京都江東区新砂3丁目付近
▼1208時、新砂船着場/首都高湾岸線荒川河口橋/JR京葉線鉄橋
新砂船着場
ついに、河川敷の舗装路の終点となりました。この新砂船着場は水上バスのバス停なのかと思ったのですが、そうぢゃないみたい。下記リンク先の説明によれば防災用とのこと。えーと、この先は荒地になってますけど、まだ数十mは進めそうなのでイってみます。
荒川下流年度レポート http://www.ara.or.jp/arage/news/nendo_report13/2.html
荒川河口最終地。ここまで来たぞ、と。
首都高湾岸線と、その向こうにJR京葉線の鉄橋ですね。写っていない右手に夢の島、年に幾度か通過する新木場駅があります。左に見えるは葛西臨海公園の観覧車。その製造者のサイトによれば、観覧車の電飾をダイヤに見立てて次の様な記述が。
※この大観覧車の総重量は約1,000t。カラット(1ct=0.2g)に換算すると、
約50億カラットになります。
ちと無茶な発想ですな。って、え? どーせ私にゃ夢がありませんよ。観覧車なんてカンケー無いし。orz
葛西臨海公園 http://www.tokyo-park.or.jp/kouen/park.cgi?id=14
ダイヤと花の大観覧車 http://www.senyo.co.jp/kasai/kanransya.htm
マピオン地図:東京都江東区新砂3丁目付近
▼1302時、木根川橋
そして木根川橋
途中でコンビニに寄ってパンを入手。それを頬張りながらチンタラと帰って参りました。距離短いけど時間かかったっスね。
やっと晴れて来ましたよ。ずーっと曇ってたんで、撮った画像の色合いが悪いんですよね。前回と云い今回と云い、雲の多い荒川でした。
これにて完。