2015年12月の
鯖の煮噌味
Saba no Nisomi


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2015.12.02(水)

デバグ用コマンドと云えば、やっぱり "YAMAUCHI" コマンド。いや、本文と関係無いけど。
 ウチの親がステンレスの薬罐を買ってきた。新潟県燕市って箱にでっかく書いてあるの。ほぉぉ、ピカピカで綺麗ですな。と思ったら、側面に親指大の凹みが。んー、検品してないのかな? まぁ人のすることだから、見落としもあるよね。と、寛大な心でさておき。
 ぐるぐるちよちゃんX をあれこれ動作確認していると、モジュール側の不具合が見つかったり。今夏に出した聖帝様で、「ぐはっ」と口から黒いものを吐き出す脇に「ドッ」の文字が表示されるんですけどね。その「ドッ」が特定の状況において表示されっぱなしになっちゃうの。
 gcx_demo_souther_abnormal.png表示されっぱなしの「ドッ」の図。
具体的にはその「ドッ」ってのはマウスカーソルをしばらく動かさないときの『スリープ』に入る際に表示され、その瞬間にマウスを操作するとスリープからの『復帰』に移行しちゃって消し忘れてる。今夏の ぐるぐるちよちゃんX Ver.2.0.0 ではモジュール作成時のためのデバグ用コマンドを実装してまして、動きを遅くしてコマ送りな感じで確認出来るようにしてたんですよ。動きの確認に気を取られて、マウスを動かしてなかったです。注意が必要な場面での見落としで恥ずかしい限り。
 それから昨夏。緑間に時間を取り過ぎて、やっつけで描いたひだまりスケッチの校長先生。直立不動の姿勢のまま、頭をマウスカーソルに向けるだけという乱暴な作品。まぁ一応、身体の周囲の波線がぶるぶる震えますけど....。で、ウィンドウの大きさを間違えて、頭が下になったときに波線がウィンドウ外になって消えちゃうの。
 gcx_demo_kocho_abnormal.png波線消えたの図。 gcx_demo_kocho_normal.png本来在るべき姿。
これ、ウィンドウの大きさが分からないから起きやすい問題なんですよね。てなわけで、大きさをを視覚的に把握する四角の枠を表示するコマンドを。何でこの機能を実装していなかったんだ私のバカバカバカ。
 これら不具合はプロパティリストのファイルで対処出来るんですが、んー、頒布品御購入者様に自力で差し替えて頂きますか。パッチを当てるアプリを作っても、お手を煩わせるのは変わりませんし。あぁ、本当に申し訳なく。<やっつけで作るなや


2015.12.05(土)

デバグ用コマンドを更に追加したり。
 ぐる ぐるちよちゃんX はプロパティリストの記述で動きを表現してまして。『矢印』系は込み入ったことをしなければ角度指定ぐらいなので単純。『眼』の方は瞬きだのスリープだの、変化をつけるための分岐だので、動きを多くするとちと面倒。今まではリストの記述のどの辺りを実行中なのかは、画面を見て判断するしかなかったです。これはイケない。と、ず〜〜っと思ってたので、この際なんで機能を追加。デバグ用コマンドで、実行中の番号を表示出来るようにしてみました。これは捗る。
 gcx_debug_qp.png
表示する場所も、四隅から任意で無駄に選べたり。と、デバグ関係ばかりでもアレなんで、カクカクしていた眼の動きを少しだけ無駄に滑らかにしてみたり。もっと滑らかにするとCPUの無駄使いな気がするんでほどほどに。いや、このアプリ自体が(以下略


2015.12.06(日)

HIShape に見切りをつけて、NSBezierPath を使う。の巻
 この際なんで(以下略。眼の動きのCPU負荷を減らすため、改善を試みる。MacOS9 の頃から引きずってる処理でしてね。当時は領域を表す構造体 Region を使用。それが OS X になって HIShape になりまして。そんな HIShape も Apple が解説しなくなって久しい今日この頃。まだ使えますけど、いつ deprecated になってもおかしくない。ここは一つ、NSBezierPath に移行してみましょ。
 今までは眼の移動可能範囲を画像で指定しました。白黒画像で、動ける範囲を黒で塗りつぶすの。それで Photoshop にて、眼の画像レイヤーを動かして「こんなもんかなー」と。直感的な作業の反面、実際に動かしたときに「ちょっと変えたいな」と思っても「ま、イイか」になりやすい。ベジェ曲線で表すのは座標が面倒だな思ってましたけど、視覚的に表示すれば、あら、結構いいんでない? 眼の中心点の移動可能範囲をパスにして、それを赤で塗ってみたらこんな感じ。
 gcx_debug_qp_2.png
右眼はベジェの醍醐味(?)制御点の指定で曲線を表現。紹介のためにわざと雑に描いてますけど、これ、綺麗なベジェ曲線を座標数値の手入力で実現するのは容易でないよね。やるとしたら左眼のような円(楕円)か、複数の座標を直線で結ぶのが妥当ですか。円が超ラクちん。んで、CPUの負荷も減りました。てか、これまでの処理がかなり冗長だったわけで。あー、過去の作もパスに置き換えたい!ってプロパティリストに座標書くだけですが。
 ちなみに、パスの視覚的表示の色も無駄に変更(以下略。


2015.12.08(火)

コミケ落選の返金、受領。
 換金し損ねた EOS Kiss X2 のキャッシュバックの振替払出証書...。あの苦い思い出を繰り返してはならない! とゆーわけで、早々に受領。


2015.12.12(土)

眼と矢印、統合ちう。
 この際なん(以下略。まだいろいろヤってます。先日紹介のデバグ用の実行中番号表示は、何かおかしぃなぁ、と思ったら番号ずれてる。そうだ、すでに番号は加算されてたわww。そんな凡ミスやらその他あれこれいぢってまして。んで、そんなことよりも懸案事項が。矢印系にはスリープの概念が無いので、マウス停止時は動きが固まったまま。ナニか、こう、例えば腕を下げるとか、動作が欲しいのよ。ぢゃないと面白くない。昨晩湯船に浸かりながらボーっと考えてたら、あれ? 眼系に統合しちゃえば簡単ぢゃね? と。で、やってみました。
 眼と矢印のキメラ/PNG/16KB
ミクさんのファイルをそのまんま流用して、QPのおでこに腕生えた。ちなみに右眼が薄いのは、たぶん使わないだろうけれども無いと困ることもあるかも知れないと思って追加した画像合成の実験。
 後は、マウスに拠らない回転と、拡大の実装もやってしまおう。


2015.12.14(月)

ウィンクで☆を飛ばす。
 この際な(以下略。画像の回転、拡大を実装完了。これを滑らかに動かすには、プロパティリストでいっぱい指示を書かないとイケない。んー、面倒だ。せめてループの機能があれば...、でループ実装。となると、回転やら拡大やら透明度なんかも相対値指定で...それも実装。ウィンクすると☆が回転して拡大しながら薄くなって消えてくよ、うひょ〜。でもこれ、ウィンドウを大きく設定しないと映えないなぁ。使わないか。(ぉ


2015.12.20(日)

なんだか最近プログラミングが面白くってしょーがない。
 新聞に書籍の広告が。
 私「『親を殺したくなったら読む本』だってさ」
 親「え?! 親を殺したら読む本って、何!?」
ちょ、どんな本よ? そんな世紀末はさておき。
 あー、いかんいかん。時間無い。


2015.12.21(月)

いろいろ破綻している私ですが、動きは破綻しない方向で。
 この際(以下略。矢印が二つ並んでいるとき、まぁ具体的には腕ですが、両腕を大きく右に振ると左腕が前、左に振れば右腕が前になるのが自然。それは、各腕がそれ自身の角度によってレイヤの表示順位を変えることですでに対応済み。問題はそんな順位程度のことでなく、物理的な話。腕が胸の前辺りで交差するときなのよ。ぶつかるでしょ?フツー。でもそれがフツーでなかった。
 ともちゃん、ビフォー/5KB/PNG 両腕が突き抜けたw。
そこで、他の矢印の角度を元に設定を変更出来る仕組みを導入。交差するような角度で設定変更、ここでは所定の角度範囲では表示角度を一定、なんてことを右腕だけに施すとこんな感じ。
 ともちゃん、アフター/6KB/PNG ちゃんと引っかかる。他の矢印に限らず、自身の角度でも制御出来るので便利だ。
 それから透明度や拡大/縮小の値の、角度による自動設定。"角度, 値A, 値B" という設定のとき、指定の角度では値A、180°反対になるつれて値Bが得られる仕組み。以前作ったペンコマの場合、前しっぽが上を向くとオーラに包まれるなんてことを画像合成でやってました。これは透明度の指定でイケるんぢゃないかな。余計な画像を用意しなくて済む。
 えーと他には、角度変換。通常は一周で0〜360°の値しか得られませんが、それを角度A〜角度Bの往復の繰返しに変換しちゃうの。ミクさんの左腕をぶらぶらさせる処理は設定量がかなり多かったんですが、これが命令一発で済んぢゃう。だから細かい調整もラク。あの苦労はなんだったのか。角度や往復数を大きくすれば、マウスをちょっと動かしただけでギュンギュン動く。スリープからの復帰時に腕を振り廻すとか、そんな演出で使える?


2015.12.26(土)

だって有明は音出し禁止だから。
 この(以下略。他に気になってるのは、矢印の動きが画一的なところ。以前作ったイカ娘は触手4本が動くんですが、一斉に一様に動くから今一つぱっとしない。これはイカん。で、元々あったマウスカーソルの動きに対する遅延を、個々の矢印毎に設定可能に。おー、触手がバラけた。バラけたけど、4本しかないから今一感は変わらないやw。
 それから効果音。機能としては初期からあるものの、それを使ったことがない。理由の一つは、音量設定が無かったため。で、設定出来るように。んー、でもこの機能は使わないな。だって有明で使えないから。いや決して音を用意するのが大変だとかんがくっく。
 もぅこれでいいや。そんなことを思いつつ、んー、こんな機能が欲しいなー、実装ぅぅぅ。てな具合で相変わらずの今日この頃。


2015.12.27(日)

公開に向けて調整ちう。QPの眼の泳がせ具合とか。
 プログラミングはもぅイイや。と云いつつ続けてるけど、流石に年越しはアレだし。動作確認しないとね。


2015.12.29(火)

明日には公開したい。
 喉痛い。鼻詰まった。寝る。


2015.12.30(水)

マウスカーソルなのか。マウスポインタなのか。
 あれ? ウィンドウの影に関する挙動が変わったのは、OS X Yosemite v10.10 からっぽい。システム環境設定 > 省エネルギー で「ディスプレイのスリープ」をすると、スリープからの復帰時にウィンドウの影が勝手に更新されますね。んー、OS のバージョンで挙動が変わるのは面倒だなー。でも仕方無いなー。んー。
 OS X El Capitan v10.11 の特徴の一つ、マウスカーソルをびゅんびゅん振ると巨大化するわけなんですが、あれ? システム環境設定 > アクセシビリティ を見ると、単純に通常のカーソルの大きさを変えるスライダには「カーソルのサイズ」と書いてある。そしてその下にあるびゅんびゅん振る設定には「マウスポインタをシェイクして見つける」と。むむぅ。言語を English にすると「Cursor size」と「Shake mouse pointer to locate」。英語もブレてるのか。んー、こーゆー用語は統一して欲しいなー。まぁ分かればイイのか。んー...。てなわけで、ぐるぐるちよちゃんX を上げときます。遊んで頂けると幸いです。
 あー、具合悪い。寝る。


2015.12.31(木)

さようなら、今年。
 えーと、来夏は8月12日(金)〜14日(日)。同人ソフトは3日目の予定ですか。当選するかなー?
 あー、鼻が詰まってて息苦しい。寝込むほどぢゃないけど、困った年越しですなー。てなわけで皆さんは良い御年を。(あっさり)

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