BOOSTER G4 も ClockUp with AEC6260Mとの相性対策
2001.04.28初出
2002.02.23更新
▼はじめに
以下の記述は私の環境における事象ですので、必ずしもそれがすべて "正しい" とは限りません。えーとそれから例によって例のごとく、改造は自己責任でお願いします。不具合が起きたら、おとなしく独りで泣きましょう。
▼INTERWARE製G4カードをClockUp
先日、BOOSTER G4/400 を購入しました。保証もへったくれも無いので、とにかくClockUp。お決まりのOSC増設と、DIPスイッチによるPLL_CFGの倍率変更っス。説明省略、画像だけ紹介。
脇のスイッチは、元のOSCを活かすか殺すかのもの。
この図では "1011" 即ち x5 設定。でも実用的には x4 か 4.5 でしょうか。
▼AEC6260Mとの相性問題
ATA66増設カード "ACARD AEC6260M" を購入しました。しかしこれ、BOOSTER G4 と相性悪いみたいです。困っていたところ、Midgeさんのところに情報が載っているのを知りました。
メルコ製G3カードのチップ抵抗2箇所を1KΩ→500Ωに変更すると、AEC6260Mが使えるようになることがあるとのこと。私のメルコ製G4カードでの該当箇所はR107, R108(JPEG/16KB)ですね。どちらも1KΩでしたが、AEC6260Mとは相性悪くないみたいです。ですので、BOOSTERだけ改造することにします。
BOOSTER G4 での同抵抗はR33, R34のようです。たぶん。さて改造しようと思ったら、500Ω近辺の抵抗が手持ちの中に在りませんでした。使えそうなのは1KΩが1個だけ。仕方が無いのでR33に実装されている1KΩと並列に付けて500Ωとすることにしました。R34はとりあえず無視。
これだけの改造で無事に併用出来るようになってしまいました。動作原理は不明ですが動けば善し。これでイイのだ。
R33に1KΩのチップ抵抗を並列に付けるの図。この抵抗、実はナニかの基板から剥がしたモノ。既にボロボロだったり。
INTERWARE G3/500 も同様に R33 を1kΩ並列とする改造によって、AEC6260Mで起動出来ない不具合が解消されたとのこと。(Thanx!>バオバオさん)
▼Bus Clock ID の変更によるメモリパフォーマンスの改善
別頁へ。