メルコ製G4カードをDIPスイッチでClockUp
2001.01.10初出
▼やっぱりはじめに
"お決まり"なのでまた書きます。改造は自己責任でお願いします。不具合が起きたら、おとなしく独りで泣きましょう。
▼DIPでラクラクClockUp
メルコ製G4カード HG4-PM350LC(CPU 350MHz/BSC 512KB 175MHz/FSB 46.6MHz)を使い続けて幾月。キャッシュの速度を233MHzに上げたと云っても大したことありません。そろそろCPUを加速したいところ。んぢゃぁPLL_CFGをノーマルの7.5倍設定から8倍にしてみますか........ってなわけで作業開始。
CPUの脇にあるDIPスイッチ(SW2) が、PLL_CFGになってます。Motorolaの資料と照らし合わせてみるに、DIPの1〜4番がPLL_CFGの0〜3に対応しているみたい。CPUからDIPスイッチまでの間でプルアップされており、DIPスイッチのonでLowに落とすようになっているようです。
CPU | PLL_CFG[0-3] | DIP[1-4] |
x7.5 | 0001 | on,on,on,off |
x8 | 1100 | off,off,on,on |
x9 | 0000 | on,on,on,on |
途中の話しは端折りまして、9倍設定でも起動しちゃいました。しかもCacheは3:2設定で動いてます。ちょっとビックリ。とゆーわけで、CPU 420MHz/BSC 280MHz(数値は適当にまるめてます)となりました。
Guage PRO の結果。
CacheMark の結果はこちら。
System Info の結果。(MacOS8.6/DiskCache 128K/AppleTalk 切/仮想メモリ切)
※1M:MotherboardCache 1MB
▼でも、しかし........
あんまり速くなった気がしないんですわ (^^; 。やっぱりCacheが512KBだからか。
とゆーわけで、G4カードの改造はこれにて、完。
と思ったものの、まだつづくのでした。