メルコ製G4カードにOSCを増設しよう
2001.02.04初出
2001.02.10更新
▼またまたはじめに
クドイようですがまた書きます。改造は自己責任でお願いします。不具合が起きたら、おとなしく独りで泣きましょう。
▼OSCを交換しよう
メルコ製G4カード HG4-PM350LC をイロイロといぢってみましたが、やっぱり体感的に遅いんですわ。もぅこーなったらカードに半田小手をあてて、オシレータ(X2)を交換、即ちシステムバスをClockUpしちゃいましょ。と思ったら、カード上にあるコネクタ(CN3)を使えば直接カードに熱を加えなくてもイイんですね。素敵な作りダスよ。ってなわけで、OSCを "交換" ではなくて "増設" することに決定。
46.6MHzのオシレータ(X2)とコネクタ(CN3)
▼OSCを増設しよう
早速こんなものを作ってみました。傾いているように見えますが、実際傾いてます(笑)。まぁ試作品ですから。って、量産しませんけど。
冗句はさておき、回路図もさておき、OSCを挿してみましょ。
2001.02.10 回路図を追記しました。当頁の下の方。
▼こりゃ速い!(過去比)
手持ちのOSCの中で動作したのは、49.152MHzが最も高Clockでした。CPUは9倍設定も可。しかしその状態でのBSC 3:2 は不可でした。なのでBSCは 2:1 。
GaugePROの結果。
CacheMark の結果はこちら。
SystenInfoの結果。(MacOS8.6/DiskCache 128K/AppleTalk 切/仮想メモリ切)
※1M:MotherboardCache 1MB
システムバスが速くなると、全体的に "底上げ" される感じですかね。体感的に今迄と違いますよ。ちょっとだけですが。
とゆーわけで、G4カードの改造はこれにて、ホントに完。