2003.09.14(日)
▼はじめに
気まぐれで愛車の山チャリでもって荒川河川敷を走ってみました。まぁそんだけの話しなんですけどね。河川敷なんてナニがあるわけでもないですし。まぁとりあえず、川にかかる橋を中心にしてナニか書いてみるとしましょ。
▼1211時、木根川橋
木根川橋。手前は愛車のANCHOR号。
スタート地点としたのは木根川橋。ここから川を遡ります。走る河川敷は川の上流に向かって左側。都心よりですね。まぁテキトーに、行けるところまで行ってみるとします。
その昔、さだまさしファンの友人が「木根川橋」という唄があると語ってましたが、いまだにどんな唄なのか知りません....。
マピオン地図:東京都墨田区八広6丁目付近
▼1213時、京成押上線鉄橋
京成押上線鉄橋
この鉄橋の周囲、ごく狭い範囲なんですが、ヒヌマイトトンボってゆー大変貴重なトンボが棲んでます。詳細は上記画像に見える看板(拡大)に書かれてます。
▼1215時、新四ツ木橋/四ツ木橋
新四ツ木橋
四ツ木橋。中央だけアーチです。
四ツ木橋はかつて金八先生がジョギングしたり仮面ノリダーが死闘を演じたりしましたが、すぐ隣の新四ツ木橋のほうは映像として出たことあるんですかねぇ? TV版の動画「逮捕しちゃうぞ」でも四ツ木橋は登場しましたが、新四ツ木橋は存在すらしませんでした。新四ツ木橋....。新しいのに不遇な橋だ。
▼1220時、堀切ジャンクション
首都高速道路堀切ジャンクション
車線変更が恐ろしいのよね、ここ。
▼1223時、東武線堀切駅
東武線堀切駅
荒川を作ったが故に分断された綾瀬川の名残の川の水門があるので、一旦、土手の上に。するとそこには、荒川を作ったが故に移転を余儀なくされた東武線堀切駅が。駅名の地「堀切」は川向こうになってしまいましたが、頑なにその名を守ってます。
ちなみに同駅の後ろに見えるのは足立区立第二中学校。金八先生の「桜中学」のロケで有名な同校ですが、平成17年度に統廃合される予定です。新しい名称は「桜」の字を頂いて「千住桜堤中学校」になるんだとか。
マピオン地図:東京都足立区千住曙町付近
▼1224時、堀切橋/京成上野線鉄橋
堀切橋
京成上野線鉄橋
この京成線の鉄橋って、土手よりも低いんですよね。大雨で河川が氾濫したとすると、まずここが決壊するわけですな。
低いっス
▼1228時、東京拘置所
議員バッヂを付けた人たちもよくお世話に....
現在も建て替え工事中らしい東京拘置所。聞いた話によれば、「あのマンションはいつ出来るんだ?」と物件を探している人が地元の民に訊いたとか。
▼1230時、東武伊勢崎線/常磐新線/常磐線(快速/緩行)の鉄橋群
東武伊勢崎線
複線の鉄橋が2本。東武線は複々線だもんなー。イイよなー。
手前から常磐新線、常磐快速線、常磐緩行線(地下鉄千代田線)
常磐新線の橋脚の少なさは何なんだ? これが技術の進歩ってやつなのか!
マピオン地図:東京都足立区日ノ出町付近
▼1235時、千住新橋/タートルマラソン全国大会
大盛況の会場。左手には千住新橋。
ぐはっ!すごい人だかりだ! ってな感じでサイクリングロードは通行止め。関係者の方に訊けば、タートルマラソンを開催中なので土手の上を通って欲しいとのこと。身体が不自由な方々が走る大会のようです。ちょうどゴールインな場面のようで、次々と走者がヤって来ますよ。と思ったら、サイレンを鳴らしながら救急車もゴール。だ、だいじょうぶなんでしょうか....?
マピオン地図:東京都足立区千住5丁目付近
▼1244時、西新井橋
荒れた土手の上。右手奥には西新井橋。
むむぅ....この辺の土手上は獣道状態だったりするんだよねー。でも仕方無いなー。
土手から左を見れば隅田川。その向こう岸は荒川区。
むむぅ....荒川区は荒川に接していなかったりするんだよねー。でも荒川区なのー。
マピオン地図:東京都足立区小台1丁目付近
▼1253時、新交通日暮里・舎人線鉄橋/扇大橋
手前に新交通の鉄橋(建設中)。奥に扇大橋。
モノレールを建設中のようなんですが、大幅に工期が遅れているらしいです。
あわわわわ。また一人、担架で救急車に運ばれていく人が。だ、だいじょうぶなんでしょうか........。
▼1257時、あらかわ遊園の観覧車
見えますか....?
画像中央に見えるのはあらかわ遊園の観覧車。小さく感じられるやも知れませんが、実際は大きいんですよ(想像)。いつかは乗ってみたいなぁんて密かに思っていたりしますが、独りで乗るのはかなりアレです。
マピオン地図:東京都足立区小台1丁目付近
▼1302時、江北橋/江北ジャンクション
右側のアーチが江北橋。手前はマラソン大会の給水所。
首都高速道路 五色桜大橋。右奥に江北ジャンクション。
ここで、1本目の500mlペットボトル入り某運動飲料が底をつきました。何は無くとも水分補給っス。一旦川を離れて調達へ。2本目は某アミノ酸飲料を選択。
マラソン大会の最終走者が行ってしまったようなので、ここから河川敷の舗装路を走ることにします。
▼1316時、鹿浜橋
鹿浜橋
この鹿浜橋(環状七号線)は以前山チャリで渡ったことがあるのですが、ここから北西方面は未体験領域。なんだか雲行きが怪しいのが心配です....。
▼1320時、芝川水門
川の向こうに芝川水門
この辺の河川敷は「東京都民ゴルフ場」という名のコースになってますが、芝川水門付近は埼玉県だったりするんですね。
マピオン地図:埼玉県川口市河原町付近
▼1323時、新岩渕水門/岩渕水門
中央にそびえるはエルザタワー55。その左はエルザタワー33。
随分と高いマンションですなぁエルザタワー55は。私としましては、やっぱり棲むなら平屋がイイなと。
新岩渕水門。手前に見えるはヘリポート。
新岩渕水門から旧岩渕水門を望む。寝そべる人が気持ち良さげ。
荒川はこの岩渕の水門から、荒川放水路と荒川の元々の本流である隅田川とに別れます。いやぁー、よく掘ったもんですねぇ、放水路。こんな大事業、今ならとても出来ないっしょ。
隅田川に関しましては、デジカメ作品文献会さんが詳しいですね。いや、荒川に関しても詳しいですが。
デジカメ作品文献会 隅田川:http://www.dgck.net/uasanyi/html/sumida/sumi_00.htm
マピオン地図:東京都北区志茂4丁目付近
▼1329時、新荒川大橋
新荒川大橋
なんだか腹減ったなーと思っていると、モーレツに漂ってくる肉のかほり。肉、肉、肉。家族と思しき数多の集団が、もぅ、肉、焼きまくり。ここはバーベQ天国なのか? こんな光景、下流ではお目にかかれませんよ。正に『上流社会』。
▼1333時、京浜東北線/東北本線鉄橋
京浜東北線、東北本線鉄橋
さっきまで空腹だったのになぁ。肉のかほりで、もう食べられないよ....。
▼1345時、埼京線鉄橋/東北・上越新幹線/戸田橋
埼京線鉄橋、東北・上越新幹線
流石に新幹線は鉄橋ぢゃないですね。ただいま通過ちう....よく見えないけど。
戸田橋
土手は石段....ぢゃない、コンクリート段。
土手は芝が植わってる方が好き。遠くに見えていた秩父の山々がかなり近付いてきたような気が。小さな水路に糸を垂れている親子はザリガニ釣りや?
マピオン地図:東京都板橋区舟渡3丁目付近
▼1401時、笹目橋
笹目橋。ここまで来たぞ、と。
輪行と違って、また家までチャリに乗って還らないとイケませんしね。雨もパラついてきましたし。てなわけで、この地点までで折り返すことにしました。出来れば外環の和光北IC辺りまで行きたかったのですが、それも止む無し。
後になって地図を見たら、和光北までそんなに遠くなかったですね。がっくし。
マピオン地図:埼玉県和光市大字下新倉付近
▼1420時頃、昼飯調達
山登りだったら装備を気にしたりする必要があるでしょうが、河川敷を走るだけならどぅとでもなるのでお気楽です。土手の上から眺めてみれば、もぅ眼の前にコンビニですよ。3本目の500mlペットボトルは他社の某アミノ酸飲料です。
アンパンを頬張りながら走っていたら、徐々に雨脚は強まってくるぢゃないですか。うひゃぁ〜。
▼1430時頃、雨宿り
「雨だねぇ」「そぅですねぇ」などとアイスキャンデー屋のオヂさんと言葉を交わしながら、埼京線の鉄橋下でしばらく様子をみることに。空を伺うチャリンカーは私の他に10名ほどですか。10分弱ほどしたら微妙に小降りになってきたので見切り発車。新荒川大橋まで来たらほとんど止んだのでホっ。
▼1450時頃、警官登場
新荒川大橋の辺りで、ナニやら警官と作業着の男達が通行中のチャリを呼び止めてます。私も同様に止められまして、おもむろにビラを配られました。ちと引用。
◎河川敷道路で衝突事故が頻発!
最近、この河川敷道路上での自転車による衝突事故が頻発しています。
その事故の状況は、見通しの良い通路上でありながら前方不注意による正面衝突がほとんどとなっています。
その場では「事故が多いから気をつけて」と云われたのを聞いただけでした。あらためてビラを読んで驚きましたですよ。どーすれば河川敷で正面衝突するんだ? 荒川恐すぎ!
ARA:荒川河川敷バイク等合同パトロールの実施内容等
▼1455時頃、再び旧岩渕水門
のどかな風景の図
雄々しくそそり立つの図
なんか、かっちょえぇっス。
▼降ってたり、降らなかったり
鹿浜橋が見えてきた辺りで、前方の道がぐっしょり濡れてました。その境目がはっきり分かるくらい、極端に局地的な豪雨だったようですねぇ。私の山チャリには泥除けが着いてないんで、水溜まりには弱いんですわ。通る時間帯が違っていたらエラい目に遭ったわけですな。アブないアブない。
西新井橋の辺りの路面は乾いてます。てか、降らなかったみたい。常磐線の鉄橋から先はまた濡れてます。ホント、局地的すぎ。
▼1554時、そして木根川橋
還って来ました木根川橋に。
走行距離はどんなもんなんですかねぇ。測ってないから分からんです。地図を辿ればいいのかな。面倒だから、まぁイイや(ぉぃ。ゆっくりゆぅ〜っくり走ったもんで、すいぶんと時間かかりましたなぁ。とりあえず無事に還って参りました。いや、まだここから家まで還らないとイケないわけなんですが。あぁ、背中が泥だらけ....。
完(?)。